ネイチャー・デイキャンプ（２２）

公開日：2010年09月02日　最終更新日：2022年10月14日

登録元：「さくらネイチャーゲームの会」

夏の宵に遊ぶ☆サンセットウオッチ

日　時　　：　平成２２年８月２８日（土）１３：３０～１９：３０
場　所　　：　佐倉市　印旛沼サンセットヒルズ・野鳥の森
参加者　　：　大人　６名　子供　１２名　
スタッフ　：　１１名

　今年は、日帰りのデイキャンプを実施しました。
　印旛沼を綺麗に見渡せる高台にあるオートキャンプ場を３区画
　使って軽食を入れながら楽しみました。

１．クラフト（ガーデンバッグ）

辺りが暗くなる前にクラフトを実施しました。
円く切って中央にくぼみを付けた木の中に、ドングリ・多肉植物
・水苔を配置して完成。自然からの落とし物も飾り付ける参加者
もいて個性溢れる作品になりました。
作って終わりではなくて、霧吹きで水分を与えて長く楽しむ様に
出来ていました。

２．＜しぜんのだいすきだいじさがし＞

日本協会がベネッセと共同開発したアクティビティ。
幼児だけでなく、家族でも十分に楽しめる活動です。
穴の開いた葉っぱ・どんぐり・あなたの好きなものなど
拾ってきては、周りと見せ合ったり分かちあったりと
野鳥の森の自然を楽しみました。
最年少の４歳児には一番の人気アクティビティでした。　

３．＜カメラゲーム＞

二人一組カメラと写真家になり、身近な自然を撮りあいました。
焦点がぼけたり写真家の思惑がずれたペアもありましたが
現像したものを見ながら分かち合っていました。

４．＜感触の宝箱＞

袋の中のある物を手触りだけで感じて、森の中にそれと似たものを
探していく活動です。猫じゃらしや山繭をほぐしている子、
柔らかい葉っぱを持っている子･･皆それぞれに袋の中の物と似た
感じの物を一生懸命探しました。
自然をじっくり見つめたり、感じたりする事が出来ました。

５．軽食タイム

軽食に焼きそば・巨峰・野菜スープなどおいしく頂きました。
草ぶえとは勝手が違い、賄いさん達の汗だくの様子が
大変さを物語っていました。
それでもみんなで食べるのはご馳走で心が和みました。
賄いさん有り難う！

６．＜サンセットウオッチ＞

自然のすばらしさを心から感動する活動です。
デイキャンプのメインでもあるサンセットウオッチでしたが、
沈む場所に雲が広がりちょっと残念でした。
太陽が沈んでからも、周りの空の雲に光が映えて
オレンジやピンクに染まって自然の美しさを
再発見したひとときでした。
番号を記入するのが大変な子は、○やﾁｪｯｸで良いよと
簡単な楽しみ方も伝えました。

７．夏の夜の虫の声を聞こう！

テニスコート脇の小道に沿って、自然観察をしました。
暗闇になる時間で、夜間に活動する生き物に配慮した
言葉掛けをしながら実施しました。
市民の森の茂みとは違って鳴く虫を直接見ることは
出来ませんでしたが、昼間の昆虫の休んでいるのが見つかりました。
木々の奥の茂みや樹上から聞こえる虫の声のするトンネル（小道）を
静かにゆっくり歩くと自分も自然の中で一緒に活きている事が
実感できました。「ありがとう」とお礼を言って小道を後にしました。
過ぎゆく夏の終わりの一時を楽しんだ一日でした。