ネイチャーキャンプ(20年)
公開日:2008年09月06日 最終更新日:2022年10月14日
夜は友達・森の探検隊! |
日 時:平成20年8月30日(土)14:00~31日(日)12:00 場 所:佐倉草ぶえの丘 第2キャンプ場 参加者:大人5名 こども19名 幼児3名 スタッフ :11名 今年の夏は天候が不順で、酷暑とともに昼間から突然の雷・豪雨にみまわれ キャンプ当日も雨のスタートになりました。 夏休み最後の土日となり、参加者も多く賑やかなキャンプになりました。 <ノーズ> 指導員がある生き物になって、その生き物の特徴や、生まれ方、大きさなどの ヒントを出します。聞いている人は、おしゃべりをしないでじっと最後まで聞きます。 途中で何の生き物か解ったら、自分の鼻に指をそって置きます。 後で答え合せをするまで、そのままね。 <コウモリとガ> 円の中でコウモリと餌のガとの食うか食われるかの擬似体験。 幼児から、大人までコウモリやガを体験しました。 本当の自然界の仕組みを体験して貰えたでしょう。 |
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晴れたよ、外に出よう! |
雨も上がり、外の活動をしました。 <木のビンゴ> 体に備わっている様々な感覚を使って、身近な自然をグループで探しました。 フィールドビンゴの木のカードを使って、木の様子やそれに集まる生き物、 からむ蔦や、手のひらより大きい葉、抱えきれないほど大きな木など を確かめながら歩きました。探す場所によって、全員同じ場所に○印は つきませんが今日泊まるキャンプ場の雑木林をじっくり観察しました。 <カメラゲーム> その場で作った二人組みでしたが、何度も顔を合わせている方達でしたので 大人もこどももバラバラの親子で体験してました。 写真家の思いの伝わった自然をカメラは体験できた事でしょう。 |
クラフト:蜜蝋を使った手作りロウソク |
人間は、自然から様々なものを頂いて、暮らしています。 今日は蜂からの素敵なプレゼント(蜜蝋)で自分だけの ロウソク立てを作ります。 出来上がっている四角い蜜蝋のシートを使って、丸い台も ツルツルに磨きます。 どんな明かりが付くのか楽しみですね。 |
美味しい夕食の時間 |
雨もどうやら、待ってくれてテーブルで夕食を食べました。 写真には、親子、スタッフバラバラで仲良く写っています。 まかないさんの努力の賜物の美味しいカレーとパンチの利いた フルーツポンチ。お腹と相談してない子供もいましたが、 食欲が増すのは、野外で食べるからでしょうか、嬉しい 夕食タイムでした。 |
静かな夜を体験しよう! |
野外の予定だったが、安全面を考慮して室内で実施しました。 <暗闇を照らせ> コートのラインを懐中電灯で照らし、説明が終わったら、体育館の照明を全部 落としてさぁスタート。 忍び足が出来なくて、早足になったりした子もいたが、気配をすばやく感じる 番人にがいて、かなりの人数が照らされてました。 自分の気配を消し静かに歩く事を体験して、思い出に残ったことでしょう。 |
夜の森をお散歩しよう! |
スケジュール最後の夜の森の散歩に出かけました。 自由参加でしたが、残り組みは4名で、あとは全員 幼児も入れてスタートしました。 森は、夜活動している生き物でいっぱいです。 私達は、「お邪魔します」と言う気持ちで出かけました。 普段他の季節の行事で使っている「芝生広場」は、 星が1つ2つ見えていましたが、風もひんやりとして 雨の予感がしました。 芝生に寝転んで闇の中でじっと静けさを感じとって みました。 何も見えなかったものが、段々目も耳もなれて、 人が出す人口の音(自動車・飛行機)の中に 秋の虫達の大合唱も遠くから聞こえてきました。 長い列の前・中央・最後にスタッフを入れて 雑木林から杉林をもどり、秋の虫たちを探しました。 森へのダメージを考慮して、スタッフだけの 懐中電灯で歩きましたが、最後まで闇を怖がって いた子もいました。 森のなかでは、秋の虫達は勿論、森の掃除屋と 呼ばれる「ザトウムシ」が8本の細長い足を ユラユラ動かして、餌をさがしていたり、 杉の木の裏側に、ちいさな緑の「シュレーゲルアオガエル」 がちょこんととまていたり、今脱皮したばかりの スマートなせみは、薄緑色の羽を乾かしていました。 夜の森を歩く事は、普段ではなかなか体験できません。 親子で夜の森を感じられた事は、とても良かったと 感想がありました。 |
朝の散歩:雨の朝を体験しよう! |
昨夜は、悪天候を考慮して、テントを取りやめて 全員広い体育館に一緒に寝ました。 時折雷や稲光がしましたが、雨もさほどひどくなく 朝はシトシト雨になっていました。 雨合羽を着て長靴をはいて、バラ園から、鳥小屋を抜けて 第1キャンプ場の森の休憩舎まで行きました。 <音いくつ> そぼ降る雨に、どんな音が聞こえるでしょう。 指折り数えてみましょう。 <木の鼓動> 雨に濡れた樹皮に聴診器を当てて、木の中から聞こえる 音に耳を傾けました。 違う樹種でも比べたり、違う部分で聞いてみたりと 色々試していました。 晴れのときとは違った音がしたのでしょうか。 |
クラフト:紙飛行機(糸付き)を飛ばそう |
細い糸を少しずつ伸ばして、腕の長さまで伸びたところで 飛行機はグルグル回ります。 大人も童心に返って遊べました。 |
自然の仕組みを感じよう! |
<動物交差点> 生き物カードに、自然のカード(太陽・雨・土・川・森)も入れ 幼児にもわかるように、始めに見せてから実施しました。 生き物たちが生息できる場所についても考えてくれるように、 次の「森の設計図」に繋げるような活動にしました。 最後まで自分の生き物が解らなかった子が数名。 みんなの思いやりのあるヒントで全員自分で気づく事が 出来ました。自分の背中に付いた生き物の気持ちまで 思いを馳せてくれたでしょうか。 <森の設計図> グループになり、自分の希望する森を設計してみましょう。 まず、ひとりずつ、自分がいて欲しい生き物を考えます。 その生き物が生きていくには、どんな餌が必要でしょう。 その生き物が住む環境、地形などを考えます。 1枚の画用紙に協力して希望の森を書いていきます。 各グループ思いのこもった素敵な森が出来ました。 お土産にそのまま持って帰る子もいました。 |
閉村式 |
2日間の活動が無事に終了し、体験カードに貼るシールの数も増え、 代えの新しいカードになる子たちも出ました。 天候が心配された今回のキャンプでしたが、参加者も27名と恵まれ 夏休み中と言うのはやはり根強いものがありました。 来年は21年8/29~8/30の日程で実施予定です。 |
詳細
開村式:体育館 |
<ノーズ> |
<ノーズ>みんな解った? |
<コウモリとガ>コウモリ強し。 |
(コウモリとガ>コウモリの付いたバンダナがみんなお気に入り。 |
<コウモリとガ>幼児も超音波をちゃんと英語で出せました。 |
<コウモリとガ>全員大人の真剣勝負。 |
<木のビンゴ>みんなで体験したら○してね。 |
<木のビンゴ>こどもの目線はするどい! |
<木のビンゴ>カマキリ脱皮中。この手が抜けない! |
<カメラゲーム>写真家の距離設定は? |
まず、味見? |
端からクルクル巻きましょう。 |
周りに木の実や葉っぱを飾りましょう。 |
寝る前の点灯式 綺麗!ほんのりと甘い匂いも立ち込めて心も温かくなりました。 |
下から見たほうが素敵?なぜかしゃがんだ子供たち。 |
初参加の親子 |
親子でニッコリ |
みんなで食べると美味しいね |
まかないさん最強4人組 |
番人は誰かな。 |
懐中電灯のチェック中 |
照らされないように忍び足。 |
こんなに近くに! |
<音いくつ>静かに数えましょう |
<木の鼓動>やり方を見せました。 |
<木の鼓動>みんな初体験。 |
<木の鼓動>ここは聞こえるかな? |
見本 |
飛行機より自動車? |
少し離れてぶんぶん飛ばそう |
<動物交差点>色んな生き物が付きました。 |
<動物交差点>自分の生き物が解ったかな? |
<動物交差点>良いヒントをあげてね。 |
<森の設計図>各自の希望を書きます |
<森の設計図>お父さんも一緒に考えます。 |
<森の設計図>大きいお姉さんが発表。 |
<森の設計図>とってもユニーク。 |
<森の設計図>こんな森でした。 |